文字通り、いろえんぴつプロジェクトがつくる劇場です。
とは言え、立派な建物を持っているわけでも、建設中なわけでもありません。
「これは、観てもらいたいよね!ね?ね?」
というようなワクワクするプランに導かれ、
「どんな子どもたちにも、おとなにも、気軽に観に来てもらいたい」から、
「学校の体育館を劇場」にしたり
「子どもたちに、生の語りの凄みを感じてほしい」から、
普通の座敷部屋を「朗読おばけやしき」にしたり
どちらかというと、劇場以外で上演することが多い(いまのところ)のが、
「いろえんぴつ劇場」の特徴です。
そして、そこは劇場らしく、
「演劇」という表現方法をとても大事に考えています。
さらに、子ども時代にこそ、
演劇という「生身の人間が演じる」姿、表現に触れてほしいと強く思っています。
「演劇」は、関係性の芸術とも言われます。
生身の人間が舞台上で表現する感情、物語に、
観るものはさまざまな心の動きを経験し、共感や疑似体験を覚えます。
子どもたち一人ひとりに、その子だけの「心の時間」を提供できる
それが「演劇」なのです。
登場人物への感情移入は、子どもたちに自分自身のことを考え、
他者を思うきっかけをつくってくれます。
だからこそ、子どもたちが(そして昔子どもだったおとなたちも)
気軽に来られる場所で「演劇」という舞台芸術にふれてほしい。
そうした想いから生まれたのが
いろえんぴつプロジェクトがつくる「いろえんぴつ劇場」です。
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